第12回二次試験結果【新制度】

試験の概要

試験日時
東京会場
2018年12月2日(日)
大阪会場
2018年12月9日(日)
試験会場
東京会場
東京医療保健大学 五反田キャンパス
大阪会場
大阪コロナホテル
試験内容
面接試験 受検者1名を3名の面接員で面接(1名あたりの面接時間20分)

受検状況

受検者数
18名

試験結果概要

2018年度 一次試験合格者
受検者数 18名 18名
合格者数 18名 18名
合格者率 100% 100%

評価方法

2018年度の上級医療情報技師能力検定試験(新制度二次試験)は、面接試験のみを行い、合否を判定しました。面接試験は、1名の受検者に対して3名の面接員が面接を行い、下記の5つの観点から評価を行いました。採点にあたっては、3名の面接員が独立して評価し、合議のうえ最終的な評価を行いました。

  1. 医療情報に関する活動履歴書に記載された内容に応じた実務経験を有しているか。
  2. 分析力・問題解決力・調整力・統率力・協調性など、いわゆる現場での実務能力はあるか。
  3. 面接での質問の意味や意図を的確に理解し、自分の考えや意見を明確に表現できる、コミュニケーション力やプレゼンテーション力はあるか。
  4. 上級医療情報技師となった後の目標、所属組織や社会への貢献、医療や医療情報などの分野における将来展望など、将来目標や将来展望(ビジョン)を説明できるか。
  5. 面接態度は適切か。

試験の講評

医療情報技師育成部会では、保健医療福祉分野の情報化と医療情報の利活用を全体最適の観点から総括的に推進できる人を上級医療情報技師として認定しています。今回より、試験制度を改定し上級医療情報技師の一般目標及び行動目標群(GIO・SBOs)(以下、到達目標という)に基づく試験を行いました。特に二次試験では面接試験のみを実施し、受検者が作成した医療情報に関する活動履歴書にもとづいて試験を行いました。

二次試験の結果、今回は全ての受検者が上級医療情報技師としての能力を有していると判断されました。合格者の皆さんには、上級医療情報技師として、今後も到達目標に示す能力の維持とさらなる向上に向けて自己研鑽に励んでいただければと思います。

評価項目のうち、「④上級医療情報技師となった後の目標、所属組織や社会への貢献、医療や医療情報などの分野における将来展望など、将来目標や将来展望(ビジョン)を説明できるか」については、今回、上級医療情報技師として認定された方についても、最低限は満たしているものの、向上の余地がある受検者も見受けられました。今後、明確な将来目標や将来展望を持つような幅広い視野と、モチベーションの維持、さらに後進育成等に努めていただければと思います。

上級医療情報技師能力検定試験は、特定分野の職務経験しかない方、医療現場の実務経験が十分でない方には厳しいかも知れません。しかしながら、これらの方であっても、保健医療福祉分野の動向、医療情報や医療情報システムについての知識、実務能力、将来展望をもっておられれば合格は可能です。今後受検される方は、いま以上に幅広い視野と豊かな経験をもてるように研鑽を積んでいただき、合格されることを期待しています。

合格者受験番号一覧

  • CS10001
  • CS10002
  • CS10003
  • CS10004
  • CS10005
  • CS10006
  • CS10007
  • CS10008
  • CS10009
  • CS20001
  • CS20002
  • CS20003
  • CS20004
  • CS20005
  • CS20006
  • CS20007
  • CS20008
  • CS20009

お知らせ

第13回二次試験合否判定結果通知2020年2月3日に発送済みです。
※一週間経っても届かない場合には、事務局までお問い合わせください。