医療情報基礎知識検定試験

医療情報基礎知識検定試験とは

 医療情報基礎知識検定試験は、医療情報を扱う人々が共通に持つべき基礎的な知識を検定する試験です。高度に情報化された現代において、電子化された医療情報を取り扱う業務は必須となっています。これらの情報は極めて機密性が高く、個人情報保護やプライバシー保護の観点から特別な注意が必要です。医療情報の適切な取り扱いは、安全で効率的な医療サービスの提供に必要であり、この試験を通じて知識の習得を確認できます。医療情報システムを使用する業務に携わる方や、将来、医療分野の専門職や医療情報を扱う業務に従事する学生の方にお勧めの試験です。

医療情報基礎知識検定試験のご案内

試験範囲
医療情報を扱う人が誰でも共通にもっておくべき、以下の領域の基礎知識を問います。
  1. 医療制度と医療関連法規
  2. 病院業務と病院の運営管理
  3. 医療情報の特性と医療の情報倫理
  4. コンピュータの基礎
  5. 情報システムの基盤技術
  6. 医療情報システムの構成と機能
  7. 医療情報の標準化と活用
出題例と教材

出題例

出題例はダウンロードすることができます。

教材

  • 医療情報の基礎知識 改訂第2版 第15回~20回医療情報基礎知識検定試験問題付(南江堂) ※2019年9月発行
  • 医療情報基礎用語集第1版(医療情報技師育成部会) ※ダウンロード版となっています。お申込みはこちらから可能です。
試験問題
四者択一形式、80問(マークシート形式)
受検料
受検料
5,000円(税込)
試験実施時期
原則として、6月上旬と11月上旬の年2回
試験会場
医療機関、事業所、教育機関などで受検できるように、試験会場は公募しています。
詳しくは、医療情報技師育成部会ホームページをご覧ください。
結果通知
得点率75%(80問中60問の正解)をもって合格とし、合格者には合格証を発行します。
また、自分の知識を客観的に評価する機会を提供するために、受検者全員に領域別の得点および合計得点をお知らせします。