第19回医療情報技師能力検定試験

 日程:2021年8月22日(日)
 実施場所:北海道、宮城、東京、新潟、石川、愛知、大阪、岡山、広島、香川、福岡、鹿児島、沖縄
 試験科目:情報処理技術   (50問、100点満点)
      医療情報システム (60問、120点満点)
      医学・医療    (50問、100点満点)

 試験方式:各科目とも5択のマークシート方式

【試験結果講評】

一般社団法人 日本医療情報学会
医療情報技師育成部会

 第19回医療情報技師能力検定試験は、一昨年度と同じ全国13会場で、計3,489名の方に受検していただきました。
 出題問題について検討した結果、医療情報システム系【問16】は不適切問題と判断し、全員正解として採点しました。この問題では、見落とし防止機能が必須でないシステムを問いましたが、検査後に検査結果を参照して診察を行う眼科では、見落としが発生する可能性が低いとして眼科検査を正答として出題しましたが、1)~5)のどの選択肢も「必須でない」とは言い切れず、不適切な問題と判断しました。
 各科目の合格判定基準点は、「情報処理技術系」60点(100点満点)以上、「医療情報システム系」68点(120点満点)以上、「医学・医療系」60点(100点満点)以上としました。
 全受検者の成績(得点率)は、医療情報システム系のみ68点(正答率57%)とやや低かったものの、他の2つの系は60点と本試験の想定水準どおりとなりました。
 正答率が低かった問題のテーマは次のとおりです。「情報処理技術系」では、スパニングツリー、論理型変数に必要な情報量など。「医療情報システム系」では、医療情報倫理、地域医療連携におけるIHE、JAHISの基本データセットの薬剤アレルギー情報、健康診断に用いられるシステムの特徴、細菌薬剤感受性検査の業務フロー、医療法施行規則の被曝線量管理、ベンダとの保守契約など。「医学・医療系」では、細胞内液に最も多く含まれる電解質、医療法に基づく診療に関する諸記録の法定保存期間、DPC病院のみに求められるファイル、臨床試験における探索試験など。
 科目別の合格者数は「情報処理技術系」1,605名、「医療情報システム系」1,540名、「医学・医療系」1,575名でした。過去2年間の科目合格もあわせた総合判定の結果、1,357名の方が全科目に合格(合格率38.9%)となり、新たに医療情報技師として認定されました。
 今回の能力検定試験の結果、医療情報技師と認定された方は、自覚と自信を持って、日常業務のなかで専門性を発揮されるよう願っています。同時に、将来、上級医療情報技師にチャレンジしていただけることを期待しています。
 一方、保留となられた方、またこれから新たに受検される方は、基本的な事項は当然のこととして、用語の表面的な知識だけではなく、その内容についても確実に理解しておくことが重要です。また、医療情報に関する最新の知識や時事問題についても情報収集を欠かさず、十分な知識を身につけていただきたいと思います。次回の医療情報技師能力検定試験で合格されることを願っています。

【認定者・科目合格者一覧】


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科目別合格者 情報処理技術 医学・医療 医療情報システム
科目別解答 情報処理技術
解答
医学・医療
解答
医療情報システム
解答


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