第13回医療情報技師能力検定試験
一般社団法人 日本医療情報学会
医療情報技師育成部会
【試験の概要】
日程:2015年8月23日(日)【試験結果講評】
第13回医療情報技師能力検定試験は、札幌、仙台、東京、金沢、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、鹿児島、沖縄の11地区11会場で、計4,748名の方に受検していただきました。問題について改めて検討した結果、医療情報システム系問題のうち1題(問50)は、正解を一意には選択できないと判断し、全員正解として採点しました。 全受検者の成績(平均点)を昨年と比較すると、「情報処理技術系」はやや上昇、「医療情報システム系」は上昇、「医学・医療系」は低下していました。特に医学医療では、基本的な項目でも内容の理解が浅いために誤答が多くなったと思われる問題がありました。各科目の合格判定基準点は、「情報処理技術系」60点(100点満点)以上、「医療情報システム系」76点(120点満点)以上、「医学・医療系」48点(100点満点)以上としました。科目別の合格者数は「情報処理技術系」1,992名、「医療情報システム系」2,118名、「医学医療系」2,013名でした。過去2年間の科目合格もあわせた総合判定の結果、1,697名の方が全科目に合格(合格率35.74%)となり、医療情報技師として新たに認定されました。 今回の能力検定試験の結果、医療情報技師と認定された方は、自覚と自信を持って、日常業務のなかで医療情報技師としての専門性を発揮されるよう願っています。同時に、将来、上級医療情報技師にチャレンジしていただければと期待しています。 一方、保留となられた方、またこれから新たに受検される方は、各科目の学習目標にそって、基本的な事項は当然のことですが、用語の表面的な知識だけではなく、その内容についても確実に理解しておくことが必要です。十分な知識を身につけて頂き、次回の医療情報技師能力検定試験で合格なさることを願っています。
【各科目 合格者一覧】
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【各科目 解答】
情報処理技術 | 医学医療系 | 医療情報システム |