第14回医療情報技師能力検定試験
一般社団法人 日本医療情報学会
医療情報技師育成部会
【試験の概要】
日程:2016年8月21日(日)【試験結果講評】
第14回医療情報技師能力検定試験は、札幌、仙台、東京、金沢、名古屋、大阪(第一、第二)、広島、高松、福岡、鹿児島、沖縄の11地区12会場で、計4,538名の方に受検していただきました。出題問題について改めて検討した結果、以下の問題(計4題)については不適切問題とし、全員を正解として採点しました。不適切問題と判断した問題とその理由は、情報処理技術系【問1】は正解肢がない、医療情報システム系【問45】は問題文の設定内容だけでは回答を一意に選択できない、医学・医療系【問7】の診療報酬請求書は診療報酬明細書の誤り、医学・医療系【問40】は正解肢がないためでした。全受検者の成績(得点率)は、いずれの系もおおむね60%前後であり、前年と比較すると、「情報処理技術系」はやや上昇、「医療情報システム系」はやや低下、「医学・医療系」は上昇しました。各科目の合格判定基準点は、「情報処理技術系」64点(100点満点)以上、「医療情報システム系」74点(120点満点)以上、「医学・医療系」58点(100点満点)以上としました。
科目別の合格者数は「情報処理技術系」1,878名、「医療情報システム系」1,867名、「医学・医療系」1,933名でした。過去2年間の科目合格もあわせた総合判定の結果、1,548名の方が全科目に合格(合格率34.11%)となり、新たに医療情報技師として認定されました。
今回の能力検定試験の結果、医療情報技師と認定された方は、自覚と自信を持って、日常業務のなかで専門性を発揮されるよう願っています。同時に、将来、上級医療情報技師にチャレンジしていただけることを期待しています。
一方、保留となられた方、またこれから新たに受検される方は、基本的な事項は当然のこととして、用語の表面的な知識だけではなく、その内容についても確実に理解しておくことが重要です。また、医療情報に関する最新の知識や時事問題についても情報収集を欠かさず、十分な知識を身につけていただき、次回の医療情報技師能力検定試験で合格されることを願っています。
【認定者・科目合格者一覧】
第14回試験合否判定結果通知は、2016年10月11日(火)発送しました。
一週間以上経ってもお手元に届かない場合には、事務局までお問い合わせください。
科目別合格者 | 情報処理技術 | 医学医療 | 医療情報システム |
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科目別解答 | 情報処理技術 解答 |
医学医療 解答 |
医療情報システム 解答 |