一般社団法人日本医療情報学会
会 員 各 位

2021年11月8日
日本医療情報学会
標準策定・維持管理部会内FHIR記述仕様検討WG

 

「処方箋データFHIR記述仕様」「健康診断結果報告書FHIR記述仕様」の2文書の策定については、10月8日に標準策定・維持管理部会内に「FHIR記述仕様検討WG」(リーダ:大江和彦先生(東京大学))を設置し、昨年度の厚⽣労働科学特別研究事業の成果をベースにJAMI標準とするための策定作業を進めてきました。HL7 FHIRは、HL7 Internationalによって作成された医療情報交換の次世代標準フレームワークであり、わが国での利用促進を図る目的で策定するものです。この度WG標準案が完成しましたので、医療情報関連領域標準(通称 JAMI 標準)を定める手順(https://www.jami.jp/wp-content/uploads/2021/11/JAMI-SDMB02.pdf)の「2.4(STEP3)WG標準の策定」に基づき、WG標準案を公開し、意見を求めることとなりました。

つきましては、下記の要領で、本WG標準案について、ご意見をいただきたく、ご案内申し上げます。
ご多忙の折、誠に恐縮ではございますが、何卒ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

─────────  記  ─────────

 

「処方箋データFHIR記述仕様」「健康診断結果報告書FHIR記述仕様」についての意見募集について

 

WG標準案ダウンロード先

処方箋データFHIR記述仕様

令和2年度厚生労働科学特別研究事業「診療情報提供書, 電子処方箋等の電子化医療文書の相互運用性確保のための標準規格の開発研究」では、2020年12月から2021年1月にかけて意見募集(パブコメ)を行い、170件余りのコメントを受けて必要な反映を行っていますが、さらにHL7FHIR日本実装検討WGの皆様をはじめ、多くの方々のご意見を伺って、本WGでHL7 FHIR R4.0.1に準拠した仕様を作成したものです。

健康診断結果報告書FHIR記述仕様

HL7CDA R2構造化診療文書規格に基づき健診結果報告書に関する文書の記述仕様を定めた既存の「JAHIS標準 18-007 健康診断結果報告書規格 Ver.2.0」を参考に、本WGでHL7 FHIR R4.0.1に準拠した仕様を作成したものです。

いずれのWG標準案も、WGで審議を開始した時点以後の修正履歴がわかる版と、修正履歴なしWG標準案の両方を掲載しています。

意見募集期間

2021年11月8日(月)〜11月15日(月)17:00

意見提出方法

以下までメールにて送付願います。

送付先Email

jami-std@jami.jp
お名前とご所属、処方、健診どちらかの種別を記載してください。ご意見の形式は自由ですが、仕様書の特定の
場所の記載に対するご意見は、ページ番号ではなく章.節番号を必ず記載してください。

※ご意見に対する回答は、まとめて学会ホームページ上でご報告いたします。個別に回答はしません。
なお、ご意見の内容についてメールでお問い合わせをさせていただくことがあります。

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