ご挨拶
医療現場のIT化が進むにつれて、医用画像を扱う部門、担当者の業務内容も多様化しており、単にフィルムの管理運用をベースにしたものから、PACSの運用、他施設との連携、そのためのネットワークの管理、またそのためのネットワークセキュリティ、さらには画像、報告書、業務記録の二次利用にまで広がっています。
これらは診療放射線技師の求める資格だけではカバーしきれず、情報処理技術などの内容も求められています。
そこで、日本放射線技術学会と日本医療情報学会の連携により、医用画像情報に関わる高度な専門技術者の育成および認定を行っています。
受験資格として医療情報技師の取得を必要としていますが、上記の、主として医用画像に関するIT関連部門の分野の知識を深く求め、最新の医療機関でのニーズに応える内容となっています。
また、この分野の進展と拡大は続くので、資格習得後のスキルアップセミナーにより、知識をアップデートとする機会を提供しています。
本機構は、今後もこの分野の最新の展開を取り入れ、医療現場でのニーズに応え、さらに新しい展望を開く人材育成を目指していきますので、奮って取得をお考えください。
一般社団法人日本医用画像情報専門技師共同認定育成機構
代表理事 木村 通男
(川崎医療福祉大学特任教授)
(日本学術会議会員)